諦めたらアカン 

大腸癌ステージ4の闘病記

退院、これからの方針

手術後の経過は良好♪ 16日に退院と決まった。

31日に手術なので術後17日間の入院だった。

気がつけば意外と早く感じた。

 

暇や、暇やと思いながら時間はさっさと経過してくれる。

夜中、便意で何度も起きてしまうので熟睡が出来ない。

夜中にボーッと夜景を見ながら今後のこととか考えたりした。

どう進んでいくのか? 俺はどうなるのか? いつまで生きられるんやろか?

 

こんだけほっといて、ステージ4 自業自得!

きっと近々ヤバいことになるやろな、と思いつつ数か月も黙っていたんやし。

 

なので、もしかしたら?死ぬ?

そんな覚悟は出来てしまってた。

 

退院後の方針が決まった。

XELOX療法+ゼローダの服用。もっとも一般的なパターンのようだ

 

オキサリプラチン、アバスチンというお薬を点滴。その日からゼローダを朝夕と服用して2週間続けて、1週間お休みする。

 

副作用について色々と説明を受けた。

抗がん剤の副作用は怖い、というか、まさか!自分が抗がん剤治療を受けるという人生なんて想像したこともない。

親友が白血病になって、やはり化学療法を受けていた。

リアルにその症状を知ってたので怖かった。

 

大腸癌そのものの切除治療は簡単なものとして終わったが、これから先、新しい闘いが始まる。

 

抗がん剤をしたから、じゃ治りました、ではないと思う。

かなりの覚悟が必要ではあるが、ある意味、これも俺の人生、体験してみるのも悪くはない。そう考えることにした。

ダメならダメで仕方ない。

まずは始めること、そして少しでも生きること、常に死を意識しつつ前向きに負けない精神で頑張ること。

 

諦めたらアカン!